メイクアップ化粧品

■メイクアップ化粧品

化粧とは、顔に色つきの化粧品をつけて、美しくみせることです。
メイクアップ(たんにメイク)と言います。
顔以外にも、爪や肌に彩色を施すこともあります。

化粧品といえば、肌質を改善するためのスキンケア、洗顔料などを含めますが、
一般的に化粧といえば、メイクアップのことを指します。

古代、目や耳の穴から体内に悪魔が侵入するのを防ぐために色をつけたことが、
化粧の始まりだと言われています。約7万年前のものと思われる人物の顔に、赤い顔料がついていることから判明しました。
日本では、大正時代ごろまで、お歯黒という化粧が行なわれていました。これは、既婚女性の習慣で、虫歯予防などいろいろな意味があるのですが、「二夫にまみえず」との誓いの意思を表したものと言われています。

現在のように、美しさの追求として西洋風の化粧が行われるようになったのは、大正末期ごろからだと言われています。

メイクアップ化粧品は、顔料が含まれています。
顔料を皮膚に定着させるために、ほとんどの化粧品は基材が油分です。
顔に、クレヨンでお絵かきしてるようなものなのです。
できれば朝したメイクは、化粧直しをしなくても帰宅するまでもってほしいですよね。化粧崩れしにくいということは、肌への密着度が高いということなので、肌への負担も大きくなり、落としにくいということでもあります。

メイクアップ化粧品には、次のようなものがあります。

◆ファンデーション
顔全体により広げ、肌の色を美しくみせるために塗る化粧品です。
顔のシミやソバカス、小じわ、毛穴、産毛など覆い隠します。
油性の基剤に、肌色の顔料を加えています。

顔料の粒子と油性成分を圧縮して固形にしたものをケーキタイプ(パウダーファンデーション)、油性成分がクリーム状のものをクリームタイプ(クリームファンデーション)、油性成分が液状のものをリキッドタイプ(リキッドファンデーション)といいます。

<ドーラン>
演劇などの濃いメイクに使われる濃厚なファンデーション。

<コンシーラー>
濃度が高く、カバー力の強いファンデーション。部分的なシミや傷跡を隠すときに使う。

<白粉(おしろい)>
顔や首筋に塗って、色白にみせるための化粧品です。
カオリン、タルク、炭酸マグネシウム、酸化亜鉛、コーンスターチ、澱粉などを粉末状にした粉白粉が一般的で、油性のファンデーションや油性のクリームの上になります。
ファンデーションと白粉の違いは、基剤が油か粉類かという点。
顔の色を調整するという意味で、使用する目的は同じなのですが、油分を使ったメイクは肌への負担が大きいため、白粉だけを使うテクニックもあります。
この白粉を化粧水や乳液に溶かしたものを水白粉、油やグリセリンと混ぜ合わせて粘着性を増したものを練り白粉と言います。

◆眉墨(アイブロウ)
眉の形を美しくみせるために、毛を描き出すための化粧品です。
肌の色が、健康状態を表わすとすれば、眉の色や形は、顔全体の印象を決定づけるため、とても重要な化粧です。
基本的には、眉毛の色は髪の毛の色と統一させます。髪の毛の色を染めたり脱色したりする時には、眉の色も同じようにすると違和感が少なくなります。
眉といえば、もともとの形よりも、長さや形を整えることの方が重要視されます。
平安時代の上流社会から、眉毛を引き抜いた上に墨で書く風習があり(いわゆる麻呂というやつですね)、今は全部抜いてしまうことはないものの、時代の流行にしたがって整えることが一般的となっています。

◆頬紅(チーク)
顔の血色をよくみせるために、頬骨に沿って、紅色を加える化粧品です。
ファンデーションよりも明るい色を使うことで、立体的にみせる効果もあります。

◆口紅(ルージュ)
最低限のメイクアップ道具として必要なのが、ファンデーションとルージュではないでしょうか。
唇の血色をよくみせるために塗る化粧品です。

天然由来のものは、ベニバナやコチニールなどが原料です。タール色素などの合成着色料を使ったものもたくさんあります。
顔料をワックスなどの油分で溶いて、型で固めたものを、スティック状の筒にしたり、筆で塗ったりします。

健康状態や、品を演出するためには重要な要素で、色の選び方ともに、質感や光沢も重要なポイントとなります。最近は、きらきら光るパールやラメが混入されているものもあり、色も赤系に限らず、様々な自己表現をするのに使われます。

<グロス>
水分の多い口紅で、光沢を出したいときに使います。
一般的には、無色〜薄い色しかつかないため、口紅の上に重ねて使うことで、唇が濡れたような演出をつくります。

◆アイシャドウ
目の周辺に色を付け、立体感を付ける化粧品です。
主な成分は、基剤となる油脂と蝋を混ぜたクリームに、色の元となる顔料と香料です。
粉を固めたケーキタイプのものが一般的でしたが、クリームやリキッドのアイメイク化粧品も増えてきました。

◆アイライナー
目元にラインを入れるための化粧品です。
まつげの生え際に、濃い色の線をかくことで、目の形をくっきりと浮きあがらせ、大きくみせる効果があります。
アイシャドウ、マスカラとともに、アイメイクの重要なアイテムですが、目の際にラインを入れるのはテクニック的にも難しく、日常的な化粧では使わない人も多いかもしれません。
逆に、アイラインをしっかり書いていると、バッチリメイクをしているという印象になります。

◆マスカラ
まつ毛をコーティングするように付ける着色化粧品です。
まつげを濃く長く見せることで立体感を出し、メリハリのある表情をつくります。
マスカラは乾くまでに時間がかかるのですが、基本的には落ちにくく、クレンジングの時にも特に注意が必要になります。目元の皮膚は柔らかいので、顔料を落とすために強くこすりすぎると、シミやシワができやすいのです。

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