基礎化粧品

■基礎化粧品

基礎化粧品とは、肌質を整えることを目的とする化粧品の種類です。
スキンケア用品ともいます。
美肌つくりのためには、保湿が重要なポイントで、メイクのノリをよくするためにも、基礎化粧品の選び方と使い方が大切になってきます。

◆化粧水

皮膚の保湿のために使う化粧品です。
ローションやトナー、男性用化粧品ではトニックということもあります。
子供のころの肌は、十分な保水機能があり、ぷりぷりしていますが、年とともに細胞が衰え、保水能力が衰えるため、若々しい肌を保つためには、化粧水で保水する必要があります。
また化粧の時、ファンデーションのノリをよくするための粘着剤として用いることもあります。

一般的に化粧水と呼ばれているものは、柔軟化粧水で、保湿することで肌のキメを整え、柔らかくするものです。
特に洗顔後に、肌の油分を落とすことで乾燥してしまうことを防ぐために使用します。
成分のうち80%が水で、殺菌のためのアルコール、保湿のためのグリセリンを加えなものが基本。
その他、香料や防腐剤、ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド、ローヤルゼリー、アミノ酸、ハマメリス、ビタミンなどの栄養成分を配合しています。
アルコールは、肌に刺激があるため、ノンアルコールの化粧品も普及しています。
実際のところ、化粧品に含まれている刺激物はアルコールだけではないので、ノンアルコールだからといって、肌トラブルが起こらないと言うわけではありません。

昔から、ヘチマやキュウリ、アロエ、レモンなどの植物からとれる液体を化粧水として使うこともあります。米ぬかは、石けんやクレンジングとしても優秀な天然素材です。
天然のものは、化学物質が入っているものより安心感がありますよね。今でも手作り化粧品の材料として使われることがあります。

<にきび用化粧水>
にきびや吹き出物を防ぐ作用があります。
殺菌成分、毛穴のつまりを防ぐために角質を溶かす成分、ピーリング剤(皮膚の表面をごく薄くはがして、新陳代謝を活性化させる薬剤)などが含まれています。

<収れん化粧水>
収れん剤(タンパク質を変化させて、細胞組織や血管を縮める)の含まれた化粧水です。アストリンゼンともいます。
毛穴を縮めることで、皮脂の流出を抑えることができます。
化粧品に使われている収れん剤は、クエン酸、酸化亜鉛、乳酸などで、一般的な化粧水よりアルコールが多量に配合されます。
そのため刺激が強く、効果が強いものは、かえって小じわを増やす原因ともなってしまいます。

<プレ化粧水>
化粧水の前に使う化粧水のことです。
洗顔後、洗顔料の中に含まれる成分が水道水の塩素などと結びつき、肌に残ってしまうことがあります。
そのまま化粧水をつけると、それらが毛穴の中にたまり、汚れとなってしまいます。プレ化粧水は、塩素などを中和することで付着物を除去し、化粧水や乳液の肌へのなじみをよくするために使われます。

◆美容液

美白成分など、水分と油分の補充以外に必要な美容成分が濃縮された基礎化粧品です。
主な成分は水分で、ビタミンC、ビタミンE、アルブチン、レチノール、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの栄養成分が配合されています。

美容成分を肌へ効率よく吸収させるために、化粧水で肌を整えた後、油分を含む基礎化粧品を使用する前に使います。


◆乳液

皮膚の油分を補うために塗布する基礎化粧品です。
皮膚からの水分の蒸発を防ぐ役割もあります。
本来混じり合うことのない油分と水分を乳化させているので、「エマルジョン」(ふたつの液体から構成されている溶液)といいます。ミルクと呼ばれることもあります。
一般的な乳液は、不透明で粘り気があります。
ミネラルオイル(鉱物由来の油分)と水を基材にし、香料や栄養成分が加えられています。

おもに洗顔後、化粧水で水分を補給した後に使われます。

◆クリーム

皮膚を保護するための基礎化粧品です。
外部の刺激から守るため、肌の内部からの水分や油分の蒸発の防止を目的に使われます。
乳液よりもねっとりとした質感で、薄い皮膚を作るようなイメージで使われます。
ミネラルオイルなどの油分が主な成分で、水、乳化剤、保湿剤、香料などが含まれます。
基本的には、基礎化粧品としては1番最後に顔に塗布します。

一般的に、クリームといえば、ナリシングクリームのことを指し、皮膚の保護や化粧下地に使い、基礎化粧品のラインナップ(化粧水や乳液とともにセット販売されるもの)に含まれているものです。

<コールドクリーム>
洗顔、クレンジング、マッサージに利用します。
油分が多く、こってりしたクリームの総称です。
肌につけると水分が蒸発し、気化熱によって冷たく感じるため、コールドクリームと呼ばれています。

<ナイトクリーム>
一般的なナリシングクリームより油分が多く、就寝中に十分保湿が進むようになっています。

<アイクリーム>
皮膚の敏感な場所につけられるよう、刺激が少ない配合になっています。

<ハンドクリーム>
汚れを防ぎ、保湿するためのクリームです。家事に支障がないように、べたつきを抑え、香料も控えめです。手荒れなどの傷を防ぐための薬用成分が含まれているものもあります。

<リップクリーム>
唇の乾燥を防ぎ、口紅のつきをよくするためのクリームです。
ワセリンやパラフィンを配合し、硬く仕上げてあります。

<シェービングクリーム>
ひげを剃る時に、カミソリ負けを防ぐために、抗炎症剤や化膿止めが配合されたクリームです。

◆洗顔料

顔を洗うための化粧品です。
また、古くなった角質などを適度に落とすことによって、新陳代謝を促し、新しい皮膚の再生を活性化させるためにも必要です。

洗顔というと、毛穴の多くの汚れまで洗い流すことですが、
皮膚表面の油汚れを落とすクレンジング剤、肌の表面を薄く削る研磨材(スクラブ)、薬剤によって表面を薄く溶かすピーリング剤、などを含めて洗顔料と総称することもあります。

顔は、常に外にさらしているので、汚れがつきやすく、また美容のためにも汚れたままではあまりいい印象を受けません。
メイクアップ以上に基礎化粧の中でも、汚れを落とす洗顔と言うのは大切な工程になります。

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